カリキュラム

1年生

 まず、針を手になじませるために、徹底的に運針の訓練を繰り返し行います。
運針は和裁のすべての基本となります。この基本をしっかりと身につけることが、将来和裁上達に、大いに役立ってきますので、じっくりと確実に運針の基本を身につけておきたいものです。
 その運針をベースにして、次に部分縫いを中心として基礎の技能を深めます。
◇ひとえ物、ウール物を仕上げ、袷羽織より袷着物を裁断、ヘラ付けから仕上げる。


2年生

 1年生の延長として、引き続き運針、部分縫い、長襦袢(ながじゅばん)を学び、自分のものにしてゆきます。運針の正確さ、縫い方ひとつで仕立てあがりはずいぶんと違ってきます。
 さらに一歩進んで、1年生の総まとめを主体とした基礎技術の習得に力をいれます。
 この1年間で袷羽織、袷長着などの一般的なものはほとんどすべて、縫えるように
なります。
◇紬、大島着物、羽織など仕上げ、付下着物を裁断、ヘラ付けより仕上げる。
■資格取得■ 卒業認定、3級技能士認定


3年生

 今まで学んできた基礎技術の完成期になります。
 袷羽織、袷長着(あわせながぎ)から裾回しに絵羽のある軽い訪問着程度までをこなせるように指導します。
 この時期に各種検定、コンクールに積極的に参加し、自分の技術力を知り、反省し
勉強して進めてまいります。
◇付下着物、訪問着、絵羽織、道行コートを裁断、ヘラ付けより仕上げる。
■資格取得■和裁教師資格認定、2級和裁士認定


4年生 研究科

 4年生になるまでの間に身につけた和裁の知識と基礎技術に応用をプラスして、展開してゆく時期です。
 検定・指導員試験とリーダーとしての知識を身につけ、少しづつ指導者としての対人関係の勉強をしてまいります。技術の面でも最も向上し充実する年です。
◇道行コート、中振袖、留袖を裁断、ヘラ付けより仕上げる。
■資格取得■職業和裁検定2級


5年生 師範科

各種、袷の着物・特殊仕立・男物羽重紋付・袴など技巧を要する和裁士育成コースです。
■資格取得■検定2級和裁士


社会人のためのチケット教室

社会人のために開講したもので、自分自身で教材を選択し、学習の曜日、時間も自ら決めることができます。